競馬用語集
「ゆずかアプセット ニコ生広報室」の番組内コーナー「高知と競馬、まなびましょう!」にてクイズ形式で出題している競馬用語をこちらでも解説してまいります!みんなでまなびましょう!
あ行
- 「鐙」あぶみ
- 騎乗時に足をひっかけて乗るためのもの。
か行
- 「飼葉」かいば
- 競走馬の食べ物。干し草などが多い。
- 「ガサ」
- 競走馬の体格(馬格)のこと。「この馬はガサがあるね」などと使う。
- 「ガレる」
- 馬の体重が如実に減って、調子を落としているなど体調が低下している状態を指す。「この馬はガレている」などと使用する。
- 「カンパイ」
- 発走時に正式にスタートできなかったときに、やり直すことを指す。「カムバック」の聞き間違いから「カンパイ」になったとされている。
- 「脚質」きゃくしつ
- 競馬における戦法の種類のこと。大きく分けて「逃げ」「先行」「差し」「追い込み」がある。主な戦い方は以下の通り。
逃げ:スタート直後から先頭に立ち、そのままゴールする
先行:スタート直後から前方に位置取り、最後の直線までに早めに抜け出してゴールする
差し:スタート直後は中団から後方に位置取り、最後の直線半ばで先頭に立ちゴールする
追い込み:スタート直後は後方に位置取り、ゴール手前でまとめてごぼう抜きにしてゴールする
さ行
- 「印」しるし
- 競馬情報誌や競馬新聞に掲載される出走馬への評価とその予想に対して打たれるマークのこと。
◎ 本命:1着でゴールする可能性が高い馬
◯ 対抗:本命の次に勝つ可能性が高い馬
▲ 単穴:展開次第では本命馬に勝つ可能性がある馬
△ 連下:2着までに入る可能性がある馬 - 「ズブい」
- エンジンのかかりが遅く、トップスピードに入るまでに時間がかかる馬の状態。
た行
- 「着差」ちゃくさ
- ある馬と他の馬がゴールに到達した時点の差を着差という表す。
ハナ(約20cm)、アタマ(約40cm)、クビ(約80cm)、半馬身、1馬身などがある。 - 「手がわり」てがわり
- それまで騎乗していた騎手から他の騎手に乗り替わること。
- 「出ムチ」でむち
- レース発送直後から騎手がムチをつかうこと。これによって勢い良く飛び出しハナを奪う。
- 「特払い」とくばらい
- 的中者が1人もいなかった場合、馬券購入者に掛け金の一部を返す制度のこと。
は行
- 「パドック」
- 競馬場にある競走馬が周回する円形になった場所。観客に馬の状態をチェックしてもらう意味と、競走馬を落ち着かせる意味があるとされる。
- 「馬場状態」ばばじょうたい
- コース(芝・ダート)などでの水分含有量をもとに状態を主に以下の4つにて表す。
「良」「稍重(やや重)」「重」「不良」。右へ行くほどの順に水分量が増えていく状態。ダートの不良馬場では「田んぼ」などと形容されることもある。 - 「ハロン棒」はろんぼう
- 競馬場のコース脇に設置されていて、200メートル毎の目安として設置されている。1ハロン=200メートル。1200メートル競走を「電撃の6ハロン」などと呼ぶ場合もある。
- 「ハンデ戦」はんでせん
- 競馬において実力差のある馬が一緒に走る場合、ゴールタイムを均一化するためにハンディキャッパーと呼ばれる人によって負担重量の加減をして走らせる方式のこと。ハンデキャップ競走。実力がある馬に対して斤量と呼ばれる重さを負担させて走らせる。逆に実力がない馬に対しては負担を軽減して走らせることもある。
- 「ふくれる」
- 競走中にコースなりに回れずに外側に大きくふくれて回ってしまうことを指す。
- 「ホライゾネット」
- フードの目穴部分をネットで覆い、馬を競走に意識を集中させる効果を期待して用いられる馬具。前を走る馬が跳ね上げる砂が眼にかかるのを防ぐ効果がある。
ま行
- 「メンコ」
- 競走馬がレース中にかぶる覆面のこと。耳まで覆っているメンコの場合、主に音に驚かなくするために身につける。
や行
- 「屋根」やね
- 競馬用語では騎手のことを指す。
ら行・わ行
- 「ラチ」
- 競馬場のコースにある柵のこと。内側の柵を内ラチ、外側の柵を外ラチという。「埒が明かない」で使われている「埒」を指す。
- 「レコード」
- 競馬における「レコード」とは、その競馬場での距離やコース(芝・ダート)ごとの走破タイムの新記録のこと。コースレコードやレースレコードなどがある。
- 「ワイド」
- 馬券購入方法の1つ。ワイドは「1~3着に入るする馬を2頭選ぶ」という購入方法。他の主な馬券購入方法に単勝、複勝、馬連や枠連、三連複、三連単などがある。